債務整理を行った場合、住宅ローンの残債はどうなるのか

債務整理の中の「任意売却」を行うとほとんどは住宅ローンの残りの金額と比べて売却金額のほうが少なくなってしまうのです。

 

家を売却してそのお金を使って全額支払ったとしても、住宅ローンの残債には届かないので、家を売ったけれど残債だけを支払わなければならなくなってしまうということになります。

 

住宅ローンを毎月支払うことができないからという理由で売り、清算をしたにもかかわらず転居先の家賃を支払いながら住宅ローンを支払うということはかなり厳しい状況になるでしょう。

 

そこで専門的な知識を持つ人に相談をすることで、住宅ローンの残債を大幅に減らすことが出来たり、毎月の返済額を小さくすることができるようになるのです。

 

任意売却の後、残債整理の方法については機関により異なっています。

 

民間の金融機関であれば、任意売却のあと保証会社より残債の一括請求の通知が届くそうです。

 

そして無担保債権は保証会社により債権買取会社のサービサーに譲渡されて支払いの方法、そして金額を決めるそうです。

 

この時に債務免除の交渉ができる場合もあるようです。

 

債務免除の交渉ができたのであれば、大きく債務が減りますし場合によっては返済請求がされないこともあるそうですが、これはほとんどまれであると言われています。

 

住宅金融支援機構の場合、毎月の収支を記載する書類「生活状況確認表」、そして「分割弁済申出書」に支払うことができる金額を記入して、記入した金額を1年もしくは5年で支払うということになります。

 

債務整理すると現状のローンの支払いはどうなる?住宅ローンと車のローンについて解説

債務整理を考えたいけれど、現状の住宅ローンや車のローンはどうなるのかと気になる人もいるのではないでしょうか。

 

「住宅を残したい」「車を残したい」と考えている人もいるかもしれませんが、これは債務整理の方法により残せるかどうかが決まります。

 

1.任意整理
・住宅ローン→任意整理の対象には住宅ローンが含まれませんので、住宅ローンにも家にも全く影響がありませんが、任意整理の対象にした借金額が少なくなり、住宅ローンの返済額と併せたところ、経済的に毎月の返済が厳しい状況になるのであれば、住宅ローンを組んでいる債権者に相談をして返済期間の延長、または一時的な返済免除の相談が必要となります。

 

・車のローン→任意整理の対象に含めなければ車を残すことが可能です。
残ったローンはこれまで通り返済を続けることになりますが、車のローンも任意整理の対象に含めた場合、「所有権留保」という条項でローン中の車の所有者がローン会社やディーラーになっている場合は、車は担保として引き上げられることになります。

 

2.個人再生
・住宅ローン→個人再生は住宅ローン以外の借金を減額する制度ですので、住宅ローンの返済が滞っていた場合でも「住宅資金特別条項」を適用すると、住宅ローンの債権者の同意を得ずに返済期間を延長し、他の借金を5分の1、または100万円まで減額ができます。

 

・車のローン→車のローンは整理の対象となり、所有権留保の条項にしたがって車を失うことになります。

 

この所有権留保がない車であれば車を残すことが出来ますが、個人再生で許される財産の保有は返済額以下しか認められていませんので、個人再生後の返済額が100万円である場合に車を残す条件としては、車の価値とその他の財産の合計が100万円以内であることとなります。

 

3.自己破産
・住宅ローン→自己破産は全ての借金を対象に免除する制度ですので、住宅ローンも免除になりますし、住宅は競売にかけられて売却された金額が債権者に分配されるので、住宅を残すことが出来ない状態になります。

 

・車のローン→車のローンも同様で、借金の対象になり、所有権留保がある場合には車を失うことになります。

 

もし所有権留保がないローンであっても破産手続きの中で車は売却されることになります。

 

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