任意整理の体験談!整理したい借金が選べるって本当?

家族を持つ男性が弁護士事務所を訪れ、借金についての相談をしました。

 

内容は、子どもの学費のために借金を繰り返し、どんどんと膨らんでいったというものでしたが、男性は毎月住宅ローンを支払っており、その支払いも厳しい状態であるものの、家を手放したくはないという思いを持っていました。

 

上記の例のように住宅ローンを支払っていたり、もしくは車のローンを支払っている状態で債務整理を希望する人は少なくありません。

 

そこで弁護士が提案したのが、債務整理の1つ「任意整理」でした。

 

任意整理は、基本的に自分で交渉する必要がなく裁判所に行く必要がありませんので、時間的な拘束が少なくて済むということ、そして賃金業法によって弁護士や司法書士が債権者などから債務整理の依頼を受けて賃金業者に「依頼を受けた」という旨を通知すると、賃金業者は債務者などに対して取立ての連絡をすることができなくなるというメリットがあります。

 

何と言っても任意整理のメリットは、整理する借金を選べるという点にあります。

 

住宅ローンや自動車ローンを債務整理の対象から外すことによって家や車を手放す必要がなくなりますし、勤務先や友人からの借金についても債務整理の対象から外すことができます。

 

もし、住宅ローンや自動車ローンを債務整理の対象から外すのであれば、自己破産などとは違い、担保などを設定していない限りは不動産を売却する必要がありません。

 

さらに任意整理は利息制限法に基づく引き直し計算を行った結果、過払い金が発生した場合には、弁護士や司法書士が過払い金返還請求の交渉を行うことが可能です。

 

500万円を任意整理したら月返済額はどれくらいになる?

 

複数の消費者金融などから借入を繰り返し、最終的には500万円までに借金が膨れ上がってしまったという場合、債務整理をして今の状況を何とかしたいと考えることでしょう。

 

確かに500万円まで借金が膨らむと自己破産をする人も多いですが、実は任意整理で借金を返済できる場合があります。

 

ただし条件があり、

 

・取引期間が長い
貸金業者に返済をしている期間が長いほど、任意整理によって減らせる金額が増え、特に2006年以前から返済を行っていた人は利息制限法の法定利息を越える金利でお金を借りていた可能性が高くなることから、払いすぎていた利息は過払い金として戻ってきます。

 

任意整理をする時には過去の取引明細を取り寄せて、引き直し計算を行いますが、この引き直し計算により、500万円の借金が150万円にまで減額したというケースもあります。

 

また任意整理をすると将来利息が原則なくなり、残った金額を基本3年、長くても5年をかけて返済する計画を立てていきますので、返済額を36か月、厳しいようならば60か月で割ると、任意整理後の月々の返済額が出ます。

 

もし返済金額が150万円であれば、3年の返済期間で月々の返済額はおよそ42000円で、5年の返済期間で月々の返済額は25000円となりますし、200万円まで借金を減額できているようであれば、3年の返済期間で月々の返済額は55000円で、5年の返済期間で月々の返済額はおよそ33000円となります。

 

もし、これだけの返済額を作ることが難しいということであれば、個人再生や自己破産なども考えなければなりませんが、任意整理で月々の返済額を見た時に「返済できる」と判断ができれば任意整理での手続きが可能となります。

 

もし過払い金が発生していなければ、任意整理の場合将来利息のカットというメリットだけになります。
つまり現在の500万円の返済を3年か5年ですることになるので、3年だと月々13万8000円、5年だと月々8万3000円の支払いということになります。

 

過払い金の発生がない場合は、月々の支払いが大きく減額されることはないかもしれません。

 

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